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EVE 1

クリスマス・イブ・イブ。
いつのころからかしら、12月の23日をこんな風に呼ぶ様になったのは。
キリスト教の信者の方には怒られてしまいそうですけれど、今上天皇のお誕生日がたまたまその日になった18年前から、翌日のクリスマス・イブと合わせて25日までの3日間は恋人達のための休日になってしまったみたいです。
わたくしは12月に入って久しぶりの休日になったこの日を、年下の素敵な女友達とのクリスマス・パーティに当てていました。
とはいえ、わたくし以外は皆さん素敵な恋人さんがいらっしゃる魅力的な方達ばかりです。本格的な恋人との時間の前に、ちょっとした女同士の楽しい時間・・・そんな趣旨の恒例のパーティでした。

キュートな装いのお嬢さんたちとご一緒でしたので、今年のわたくしはレースとオーガンジーのおおきなフリルカラーがポイントになったノースリーブのブラウスと、同じ素材のフレアスカート、それにベルベットのジャケットを羽織りました。
スカートは裏地がついているので透けたりはしないのですが、ブラウスはそうはゆきません。いつもでしたら黒のランジェリーなのですが、女性のお友達と一緒ならと肌に近いヌーディなシャンパンベージュのサテンのスリップに同じ色のレースのブラとハイレグのパンティ、そして柔らかなスカートの素材を考えて薄手のパンストを選んだのです。
パーティなのでリボンをアクセントにした革のバックストラップパンプスとクラッチバッグだけが今日のアクサリーです。20日の声を聞いてから急に冷えて来た気温に合わせて選んだミンクのコートは、いまはクロークにお預けしてあります。
シャンパンで乾杯をして、フレンチの粋を尽くしたオードブルとデザート。生ガキとローストビーフは相変わらず出色の出来でした。
話題は多種多様です。今夜のファッションから今年の恋人へのプレゼント、仕事の悩みもちらほら・・・。そんな相談にのるのも楽しいものです。
全員で10名ほどでしょうか。わりとオープンな雰囲気のパーティでしたから、話の途中でそのまま恋人へのプレゼントを買いに行くコもいたりしました。
気の置けないレストランに無理を言って、午後3時からスタートしたティー・パーティは、午後6時すぎ・・・祝日の土曜日にもお仕事をしている多忙な恋人を持つ女性達を王子様が迎えに来てくれる時間にはお開きになったのです。

若くて楽しい女友達とのひとときはとても楽しく過ごせました。
ですが・・・宴の後のもの寂しさがわたくしを、久しぶりにあの地下のバーへと向かわせたのです。
クリスマス連休の初日。
きっと素敵な女性とご一緒に思い思いに過ごされていることでしょうから、多分あの方達はいらっしゃらないでしょう。
いつものようにバーから連絡が行っても、駆けつけてくることなど出来ないはずです。
もしどなたかのお顔を見る事ができたら、軽くご挨拶だけして失礼するつもりでした。
どなたもいらっしゃらなくても、美味しいお酒を頂戴して、贅沢な空間で疲れている心とからだをそっと癒せればいいと・・・そう思ったのです。

隠れ家のような雰囲気の入り口のバーは、クリスマスの今夜も特にツリーなどを飾る事もなく、いつもの通りのひっそりとした佇まいを見せておりました。
急な階段をゆっくりと降りてゆくと、その先にはシンプルなツリーが飾ってあるのが見えました。
まだ時間が早いせいでしょうか。人のざわめきも聞こえてきません。
本格的なバーにお客様がいらっしゃるまで、まだしばらくお時間が必要なのでしょう。
こんな時間にひっそりとお酒をいただく・・・わたくしの大好きな贅沢な時間でした。
「いらっしゃいませ。」
わたくしのパンプスの音に気がつかれたのでしょう。女性のバーテンダーさんが声を掛けてくださいました。
「お久しぶりでございます。いらっしゃいませ。」
「ご無沙汰しちゃったわ。お席ある?」
「ええ、もちろんです。コートをお預かりします。」
さりげなく後ろに回ってミンクを受け取ってくれるのです。
そうして、ふと見やったカウンターには美貴さんがお1人で、こちらを向いて座ってらしたのです。

EVE 2

「久しぶりだね 祥子さん。」
「ご無沙汰しております。美貴さんはお元気そうね。今夜はお1人?」
「勿論。」
美貴さんの右側の椅子・・・はじめてこのバーにうかがったときに座った椅子を薦められたのです。
バーテンダーさんに引かれた椅子に、わたくしはすとん・・と腰を下ろしました。
「いらっしゃいませ」
こちらのマスターが・・・お逢いするのは梅雨時に山崎さんと伺ったとき以来でしょうか。熱いおしぼりをお持ちくださいました。
手袋の苦手なわたくしには、ほっとする温かさです。
「マスター、日頃の行いがいいと、ほらこうして素敵なプレゼントが貰える。」
「わたくしがプレゼントですの?」
「祥子さんに逢えたことが、さ。」
いつもは厳しいオーナーの、嬉しそうな顔にマスターも笑みを浮かべてわたくしの前にコースターを置いてくださいました。
「私共からは、こちらをプレゼントさせていただきます。」
まるで手品のように・・・マスターは、今度はフルートグラスにカットした苺を入れたシャンパンを出してくださったのです。
「Merry Christmas!」「Merry Christmas!」
「ははは、イヴ・イヴだけどね。」
「ふふふ♪
美貴さんはカルヴァドスの香り漂うロックグラスを上げました。
わたくしはもちろんシャンパンでお応えしたのです。
週末の土曜日。まだ23日でしたが、ちょっとこんな風に乾杯がしたくなる楽しい気分が漂っておりました。

「祥子さんこそ1人で、珍しいですね。」
「ふふふ、わたくしはいつもこちらに伺うときは1人でしょう?」
「あはは、そうでした。今夜は?」
「お友達とパーティをした帰りなんです。」
「ほう。」
「若い女の子達ばかり10人で、ね。みんな優しい恋人が迎えにきたので、わたくしはひとりこちらでお酒を楽しもうと思って伺ったのよ。」
「祥子さんだって、その気になれば迎えにきてくれる男性の一人や二人簡単に用意できたでしょうに。」
特にオーダーもしないのですが、わたくしの好みをご存知のマスターがフルーツと生ハムを使ったオードブルを並べてくださいます。
先ほどのパーティでいただいたマムよりも、少しドライなドンペリニョンにぴったりのお味でした。
「ふふっ、そんな素敵な恋人はおりませんもの。ところで美貴さんは?」
「ああ、僕はね。」
「お電話繋がりました。」
話しかけた美貴さんはマスターから電話の子機を受け取ると、わたくしにごめん・・と手を上げて電話に向かって話しはじめました。

「いま、どこだ?」
「ん、ちょうど良かった。前に預けていたブルーの紙袋あったろう。セルシオのグローブボックスにしまっておいたやつ。」
「そう、それ。持って来てくれ。」
「ああ、ここにいらしている。ああ、祥子さんだ。」
「それだけでいいよ。気を付けて来てくれ。」

「どなた?」
多分・・・美貴さんのお話様でだいたいの想像はついていました。
「望月です。そうですね20分くらいで来るかな。」
「ふふふ、よかったわ。誰かお約束の美女からのお電話かと思ってドキドキしちゃった。」
「そんな電話なら繋がないよな。」
「はい。」
美貴さんから子機を受け取って、マスターがおどけた返事をなさいます。
もう・・どこまでが本気なんだか♪

EVE 3

「いまはどちらなの?望月さん。」
「ああ、品川ですよ。ここで旨い酒を飲むのに、セルシオってわけにはいきませんからね。車を置いて、サンタの服装を着替えてここに戻ってくることになってたんです。家を出る前でよかった。」
「サンタさん?望月さんが?」
あのがっしりとした上背のある姿でサンタさんなら・・・きっと素敵だったでしょう。
「実はね、今日は大使館関係のホーム・パーティに招かれていたんですよ。彼らは、クリスマスイブとクリスマスは家族で過ごすので、僕たちみたいな仕事関係者は今日招待されて食事でもっていうケースが多いんです。」
「大使館ですか。素敵ですね♪」
「大抵は本国に帰ってしまうんですが、何人か日本びいきの大使や外交官もいましてね。アメリカ・イギリス・イタリア・フランス・ドイツ・オーストラリア・・・あたりの大使館のパーティを今日一日ではしごです。」
外為のディーリングをお仕事になさっている美貴さんならではの、人脈なのでしょう。
大きな為替市場のある国を中心に・・・こんなお付き合いもなさっているのだと、はじめて知りました。
「大変でしたのね、お疲れさまです。」
「いや、まぁ楽しかったですけれどね。どちらの大使館にもお子さんがいらっしゃるので、セルシオで行って、望月が大きな袋を担いでサンタの姿でプレゼントを渡すんです。」
「まぁ。それじゃ、人気は望月さんがひとりじめね。」
「ええ、子供達は25日の朝まではプレゼントを開けられないのでじりじりしてましたけど、ツリーの下に飾って嬉しそうでしたよ。その後、軽くそれぞれのお国料理をいただいて・・・もちろん、望月は別室でですけどね・・・で次の大使館へ。」
「パーティのはしごね。」
「望月は、運転をしないといけないので酒を飲ませる訳にはいきませんでしたから、全部終わったところで僕をここに下ろして、車を置いて一緒に飲もうと・・・まあ、そんな約束になっていたんです。」
「ふふふ。見たかったわ、望月さんのサンタさん。」
「イギリスの大使がたしか写真を撮ってましたから、今度お見せしますよ。」
「楽しみだわ。」

「次はいかがしましょうか。」
美貴さんがはしごをしてらした、大使館のパーティの様子をうかがううちにわたくしの前のシャンパングラスは空いておりました。
「そうね、望月さんとも乾杯がしたいからもう一杯シャンパンをいただけます?」
「はい。承知いたしました。」
マスターが、バカラのグラスに氷をうかべたチェイサーを用意するとフルートグラスを持って下がってゆかれました。
「美貴さんとは、お正月以来ですね。その節はお世話様でした。」
「いえ、あのあと山崎や石塚さんや望月からも祥子さんのことは聞かされてて、悔しい想いをしてたんですよ。」
「山崎さんとご一緒の時は、たしか石塚さんと祇園でらしたんでしょう。」
「ええ。『うちらを呼んでおいて、上の空なんていけずやわぁ。』って馴染みのお姐さんになじられましたよ。」
「いけない人ね。」
「石塚さんに夏にパーティにお誘いいただいた時には・・・」
「NYで野暮用をこなしていました。」
「でしたね。望月さんがそうおっしゃっていましたものね。」
「海外には良く行かれるの?」
「いまはもう随分少なくなりましたね。以前はちょくちょく出向いていましたが、業務提携もスタッフに任せられる様になりましたからね。年に2・3度っていう感じでしょうか。祥子さんは?」
「わたくしはたまに。会社員時代は良く海外出張をさせられましたけど、いまはもうほとんど自分の好奇心任せで・・・っていう感じですね。」
「語学は?」
「お恥ずかしいのですけれど、日本語だけ。英語はきわめてブロークンですの。学生時代に真面目にお勉強しなかったせいだわ。」
本当に外国語は苦手だったのです。実際に現地に飛んでしまえばあまり困る事はないのですけれど・・・語学が出来るというよりは、勘がいいという類いなのでしょう。

EVE 4

「いやいや、ご謙遜だね。」
「ふふふ、そういうことにさせてください。ところで、石塚さんと山崎さんは?」
そう・・・いつもなら、もうご連絡がいって階段の上のドアが開く音が聞こえるころです。
まるでこの空間を魔法で閉じ込められてしまっているみたいに、今夜はまだどなたもお越しにならなかったのです。
「石塚さんはね・・・」

パタ・ン・・・ ほんの少しだけ空気が動いて、重い靴音がいたします。
「おっ来たね。お疲れさま。」
「お待たせしました。ご無沙汰しております、祥子様。」
「サンタ役、おつかれさまでした。」
わたくしを案内してくれたのと同じ女性のバーテンダーさんは、今度は望月さんをわたくしの右に座らせたのです。
左に美貴さん、右に望月さん。
なんて素敵な両手に花でしょう♪
「まずは、乾杯かな。」
「ええ。」
「お待たせいたしました。」
マスターが持って来て下さったのは、2つのシャンパンのグラスと・・・今度のわたくしのグラスには鮮やかなオレンジ色のマンゴーがカットされておりました。
「オーストラリア産の完熟マンゴーが入荷しましたので、香りが強いのですが味はあまり癖がないのでこうして楽しんでいただくには最適かと思いましてご用意しました。」
シャンパンゴールドの中に浮かぶ、オレンジゴールドのキューブ。
苺とはまた違うポップに美しいグラスでした。
「ありがとうございます。うれしいわ。」
「それじゃ、改めて。Merry Christmas!」
「Merry Christmas!」
「Merry Christmas!」
色と気泡を楽しむ為に極薄に創り上げられたシャンパンのためのグラスを眼の前に掲げ・・・立ち上る泡越しに視線を交わすのです。
望月さんの優しい微笑みは、夏のあのとき以来でした。・・・いえ、一層魅力的になっておりました。

「お話途中だったのではないですか?」
望月さんが、いらっしゃった時の二人の話し声から推察したのでしょうか。そんな風に、場を元に戻してくださいました。
「そうそう、石塚さんと山崎のことを話していたんだ。」
カットされたマンゴーを口に放り込みながら、美貴さんが話を続けます。
「石塚様はカリフォルニアですよね。」
「カリフォルニア?」
「そうなんですよ。実は離婚した奥さんが子供連れでアメリカへ行ってしまいましてね。」
「それで、ご家族で過ごす為に?お子さんはまだお小さいんですの?」
「これだけは習慣みたいなものだそうです。耕市くんが小さいときに、自分のところだけはクリスマスなのに他の家と違って父親がいないと泣いたそうで、それ以来クリスマス休暇だけは離婚した奥さんと息子と年に1度だけ水入らずで過ごす事にしたそうです。」
「まぁそうなの。」
「でも、もう今年23かなぁ。たしか耕市くんは。」
「はい、カリフォルニアで建築系の大学を卒業後院へ進んで、いまはハーバードでMBAを取得しているところだとおっしゃってました。」
望月さんが、美貴さんの言葉をフォローしてくださる。相変わらずの・・・阿吽の呼吸だわ。
「今年は、日本へ帰る様に口説きに行っているはずなんですよ。」
「えっ。」
「石塚さんの会社のことは、祥子さんご存知ですよね。」
「ええ、パーティにうかがってはじめて。お父様とお兄様にもご挨拶させていただいたわ。」

EVE 5

「いまの社長にあたる石塚さんのお兄さんには子供がないそうなんです。石塚さんは離婚したとはいえ、息子が一人。何を思ったか、会長である父上から息子を日本へ連れ戻せ・・・と命令が下ったみたいです。
もう、耕市くんも立派な大人ですからね、クリスマスを過ごしに行ってあげないといけないわけでもないのでこの数年は足を向けなかったらしいですが、今年はそうは行かないようでぶつぶつ言いながら3日前に旅立ちましたよ。」
「そう、大きな会社の社長さんも大変ね。」
「ええ、それで石塚さんが留守の今日、祥子さんと過ごしたと知ったらあとで酷く悔しがるでしょう。」
「ふふふ、そんなこと。で、山崎さんは?」
わたくしはもう1人の方の消息を訪ねたのです。
今日は左に座る美貴さんも、右に座る望月さんもわたくしに触れてはいらっしゃいません。大人しくお行儀よくされてらっしゃいました。
それでも、なぜかお二人からは熱気のようなものが流れ出して来て、心地良くわたくしを包んで下さいました。
「山崎様は中国です。今回は北京の少し奥だとおっしゃってました。」
望月さんの前には、2杯目のお酒が置かれていました。今夜はリラックスされているのでしょう・・・すでにラムのオンザロックを召し上がっていました。
「中国っていうことはお仕事なのね?」
石塚さんがプライベートでカリフォルニアなのです。山崎さんは違うのではないかも・・・と思いながらつい確かめてしまいます。
「ええ、縫製工場の業務提携のための訪中だそうです。このごろ中国の南では工賃も上がってしまうので、北の奥の方にも進まざるを得ないみたいですね。」
美貴さんが詳しく聞かせてくださいました。

「それは・・・たしかに中国は旧正月だから、クリスマスだ年末だといってもいつもの週末や月末と変わらないとは聞いていますけれど。そんな時期まで大変だわ。」
「国際電話で、祥子さんのいまの言葉を聞かせてやったら、山崎のことだから感激して帰ってくるかもしれませんよ。石塚さんにも掛けてみましょうか。
国際電話で、いやがらせ。いいな・・。ふたりの悔しがる顔が眼に浮かぶようだ。」
本気ともつかぬ真面目な顔で、美貴さんがそんなことを口にします。
「もう、そんなことなさらなくたって宜しいじゃないの。」
「いや。この一年の間、僕以外のだれかが祥子さんと一緒だと聞かされるたびにどれだけ悔しい想いをしたことか。やっとその想いをあの二人に・・・。」
「わかりました。それじゃ、今夜は美貴さんの気が済むまでわたくしがお付き合いいたしますわ。」
カウンターの上、ロックグラスの脇になにげなく置かれた美貴さんの大きな手に、わたくしは左手を重ねたのです。
「石塚さんも、山崎さんも大変な想いをなさっている時に、そんな電話なんてしちゃだめよ。わたくしに免じて・・・お願い。」
右隣の望月さんの表情は、背中になっていてわたくしにはわかりませんでした。
今夜を美貴さんと過ごすと口にしたわたくしに嫉妬を感じさせるような表情を浮かべているのでしょうか?それとも、アイスドールのような無表情でわたくしたちをご覧になっているのでしょうか。
「祥子さんにそこまで言われたら、我慢するしかないじゃないですか。もう、勝てないな。約束ですよ。」
「ええ。」
わかったわ、というふうにわたくしは頷きました。
たしかに美貴さんのおっしゃるように、石塚さんや山崎さんや望月さんとはお逢いしていましたけれど・・・美貴さんだけとは一度もお目にかかれなかったのです。
この週末。溜まった疲れを取ろうとお休みするつもりでおりました。
この方とご一緒なら、それなりの楽しい時間を過ごせることでしょう。
望月さんへは・・・いえ、彼ならわたくしのこの気持ちをきっと理解してくれることでしょう。

「ああ、そうだ。望月、持って来てくれたか?」
「はい。これですね。」
望月さんがカウンターのわたくしの眼の前に置いたのは、小さなブルーの紙袋でした。
見覚えのあるシルバーのスワンのマーク。
「祥子さんにクリスマスプレゼントです。」
「あら、本当に?」
「思いついて手に入れたものなので、高価ではないですがきっと似合うと思って。開けてみてください。」