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桜陰 20

「8分だね、祥子。」
高梨さんはテーブルに身を預けぐったりとしているわたくしに背後から近寄ると、肩越しにスリップのストラップを元通りになおすのです。と、同時に深い声が冷酷にわたくしが逝くまでの時間を告げたのです。
「・・・は・・ぁ・・ぁぁ・」
身体からはまだ快感の余韻は引かず・・・わたくしの意識は戻り切ってはおりませんでした。
「5分の約束だろう。お仕置きをしないとな。」
まだ、スリップの下で昂ったままの左の乳首を捏ね回しながら、右手は先ほどはだけてしまったスリップの裾を治しているのです。
遠くからいまの光景だけをご覧になった方からは、わたくしのはしたない行ないを嗜める優しい恋人のように映っていることでしょう。
この耳元の言葉が届かないのですから・・・
「いやぁっ・・・」
オーガンジー越しにGカップの中央で堅くしこった先端に爪を立てられて、わたくしは高梨さんの言葉の意味を思い出したのです。
・・・お仕置き。いま、彼が嬲っている場所に付けられてしまうピアス。
「そうだ、お仕置きだ」
高梨さんの腕と手には・・恐怖に堅くなったわたくしの身体が感じられたのでしょう。
自分自身の欲情した身体の状態を言葉にすることすら拒んだわたくしが・・・誰に見られているかも解らない場所で、昼日中から自慰行為を・・・それも2度も達するまでし続けたのです。
どれだけ、怯えているのかはお解りだったはずです。

「おねがい・・ゆるして・・・」
高梨さんを振り返るわたくしの睫毛には、淫楽と恐怖に浮かんだ涙が光っておりました。
「そんなにピアスがいやなのか?祥子は」
わたくしは、こくん・・と一つ頷きました。
「ピアス以外のことなら、どんなお仕置きでも従うか?」
Gカップの乳房をいらい続ける高梨さんの左手にキスを一つすると・・・また一つ頷いたのです。
「おねがい・・・ゆるして・・・ください」 
繰り返されるわたくしの哀願に、鷹揚に頷き返すと高梨さんは首輪からリードを外し柵から革の持ち手を取られたのです。
そして・・・改めて首輪の留め具にリードを繋ぐと・・・こう仰ったのです。
「祥子。まさかそのテーブルを汚したりはしてないだろうね。」
「やぁ・・っ・・・」
1人で立ったままでは居られなくて、腰を浅く預けていたガーデンテーブルの事など考えもしなかったのです。

「立ちなさい。」
リードを強く引かれ、わたくしは預けていた腰を上げざるをえませんでした。
「ああ こんなにして。」
高梨さんの声で振り返ったわたくしは・・・はしたなさに思わずガーデンテーブルから視線を反らしてしまったのです。
腰を下ろしていた場所には・・・わたくしの太ももと腰の内側のラインの形にくっきりと・・・淫らな潤みが残っていたからです。
「ゆったりと煙草と夜景を楽しむためのテーブルに、祥子のフェロモンをこんなに塗り付けて。」
顔を反らせるんじゃない・・・という代わりにリードを引くのです。
「1人になった僕を苦しめるつもりなのか?」
「ちがい・・ます・・」
「祥子、言葉遣いがなってないね。どうなんだ、そのつもりなのか?」
「いい・え・・ちがいます・・ごしゅじんさま」
わたくしはその一言で・・・また高梨さんの声の呪縛に囚われてしまったのです。この方は、いつもこうしてわたくしを理性のレベルでも・・・従わせるのです。
 
「そうか。仕方がない、これは自分で綺麗にするんだな。」
「・・・はい。バッグを・・取りに行かせてください。」
高梨さんの仰るとおりです。わたくしは桜のバッグの中の自分のハンカチを取りに行こうと思ったのです。
「どうしてバッグがいるんだい?」
「あの・・・わたくしのハンカチできれいに」
「何を言っているんだ。祥子がその口で舐めて綺麗にするに決まっているだろう。」
「・・・ゃぁ・・なにを・・」
わたくしが流した蜜を・・・わたくしの口唇で舐め・・拭うなんて・・・なんてことをさせるおつもりでしょう。
「祥子は僕の言う事を聞くと言ったね。さぁ、言う通りにするんだ。」
三度リードを引くとわたくしの顔を・・上半身をテーブルの上に伏せさせようといたします。
「腰を落とすんじゃない!」
テーブルの前に跪こうとしたわたくしの腰をしたたかに叩くのです。
「・・ぁぁ・・・」
高梨さんの手で後から腰を引き立てられ、両脚はバックストラップパンプスの隙間に押し入れられた彼の足で、肩幅ほどに左右に割り開かれたのです。

このベランダで最初に高梨さんに要求された姿を・・・とうとう取らせられてしまいました。それも・・・自らの手で2度も逝き果てた・・・淫らな花びらをベランダの外に向かって晒す羞恥とともに。
「さぁ、きれいにするんだ、祥子。君の白濁した愛液に濡れたテーブルをね。綺麗になるまで許さないよ。このままの、はしたない姿を向こうから覗いている男達に晒しつづけるんだな。」
両手を着いた間に、わたくしの頭を逃れないように押さえつけてそう仰るのです。
「・・・はい」 わたくしは舌を伸ばし・・・テーブルの表面を光らせている粘液を掬い取ったのです。
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コメント
祥子様

>また高梨さんの声の呪縛に囚われてしまったのです。

そんなにも高梨様のお声は素敵なんですか?
自分の愛液を自分の舌で掬い取るという「お仕置き」にも「嫌・・・」って言えずに・・・。

遠くからそのお姿を見たら桜草はどうなるかしら・・・。

2006/08/02 20:13| URL | 桜草  [Edit]
高梨さんがリードしているように見えて、実は
祥子さんのペースにはまる高梨さん。

「淫乱」とか「淫ら」という言葉は世間に誤解
された使われ方をしている気がする。

実は好きな人の前だけ…ですね。

PS:コメントありがとう。こちらこそ癒されました。

2006/08/02 21:53| URL | eromania  [Edit]
東京の夏らしい一日になりました。
窓外の日差しの強さに頼もしさを感じます。
皆様もそろそろ夏休みなのでしょうか。

桜草様
高梨さんの声と乳首へのピアスという脅しと
そして白昼のベランダで自らの指で2度も達してしまったという
羞恥のせいで・・・逆らえなくなってしまったのです。

eromania様
もう・・・ひどいわ。わたくしは高梨さんを誘導してなどおりませんわ。
でも、拒めないのも事実ですから
わたくしに責めがないとはもうしませんわ。

2006/08/03 12:04| URL | 祥子  [Edit]
ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ あぅあぅ・・・

2006/08/04 02:18| URL | さやか  [Edit]
さやか様
どうなさいましたか?そんなに・・・お嫌ですか?

2006/08/04 07:47| URL | 祥子  [Edit]
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