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唐紅 4

「夕食の準備もそろそろだろう。食事の前にひと風呂浴びてきたらどうですか、祥子さん」 
運転手の彼がいれてくれた二煎目のお茶を口元に運びながら、そうすすめてくださいました。
「ええ、そうさせていただくわ。お先によろしいかしら」 
昨晩からずっとつづいた緊張を見事だという露天風呂でほぐしたくて、バッグを手に立ち上がろうとしました。
「お荷物はこちらに」 
運転手は一息はやくわたくしのバッグを手にすると、部屋のクローゼットの下の棚に置きました。
「ご用意はわたくしどもでさせていただいております。どうぞこちらにいらしてください」 
わたくしの手を取ると、運転手は露天風呂につづく脱衣所へわたくしを導いたのです。
 
「ありがとうございます。あとは自分でいたしますわ」 
わたくしは脱衣所から運転手が立ち去るのを待っておりました。
「お世話をさせてくださるとお約束したはずです」 
彼は立ち去るどころか、その場で黒のジャケットを脱ぎネクタイを外しはじめたのです。
「失礼いたします」 
わたくしの前に跪き左手を取り上げました。
 
「なにをなさるの・・・」 
彼は無言でわたくしの手首のダブルカフスの釦を外すのです。
そして右手も・・・
「やめて・・・おねがい」
お約束です・・・そう呟くと、わたくしの哀願を聞く事もなく、運転手は跪いたままでウエストに手をまわして、スカートのスプリングホックを外しファスナーを引き下ろします。 
タイトスカートはわたくしの身体を滑り落ちて・・・足もとにしなやかな黒の輪を作りました。
立ち上がった彼はわたくしの手を取り、その輪から一歩出るように促すのです。
「どうぞ」
「おねがい・・・自分でするわ」 
着替える姿を男性に見られる恥ずかしさに、声が僅かに震えました。
ましてや入浴まで。そんな・・・ばかな
「祥子様、お約束を違えられるおつもりですか」 
言葉では先ほどの約束の念を押しながら、彼の手はわたくしのブラウスの胸の釦をためらいもなく外してゆくのです。
「祥子様はなにもなさらないでください。そう、両手は自然に下ろしたままで。わたくしに祥子様の身体は全て任せてください」
「おねがい・・・」 
ブラウスをわたくしの肩から落として、先ほどのスカートとともに乱れ箱にきちんと納めるのです。
 
「ほぉっ・・・」 
思わず感嘆ともため息ともつかない声を、運転手が上げたのです。
わたくしは純白の透けるレースのランジェリーと、一連のパールネックレスだけを身につけただけの姿を、運転手の目の前に晒させられてしまいました。
「だめ・・・こんなこと」 
恥じらいから両手は自然と身体を覆い隠す様に前に組み合わされてしまいます。
ベッドルーム以外の場所で男性にこういう姿を見られるなんて。それもわたくしのランジェリー姿を見ても、少しも顔色さえ変えない若い男性に・・・
「失礼いたします」 
わたくしの仕草に、運転手はことさらに感情を押さえた事務的な声をかけました。
想像していたよりも数段繊細な長い指先だけで、スリップの細いストラップを落としてゆきます。
「あん・・・」
はら・・り・・・ 上半身を覆っていたスリップは滑り落ちて、でも豊かな腰にまとわりつくようにとどまりました。

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彼はそのスリップを無視したままわたくしの髪を片側にかきあげ、抱きしめるように腕を回すと背中のホックを外したのです。
「あっ・・・ぃゃ・・・」 
小さなあらがいの声を上げ、思わず左手でブラジャーを押えてしまいました。
Gカップのバストはそのボリュームで、覆っていた繊細なレースカップを押し上げ・・・自然にストラップを肩から浮かせるのです。
「外します」 
彼はストラップを両手で引き下ろし、やさしくわたくしの左手をわずかにずらして、純白のブラをとりあげました。
「みない・・・で・・・・」 
たゆ・・ぅ・・ん レースに押し込められていた乳房は、その大きさにふさわしい重量感で揺れ動きました。
男性の手で着替えをさせられる。
想像だにしなかったシチュエーションにわたくしの乳房は熱を帯び、先端はわずかに立ち上がりはじめていました。
「あん・・・」 
はしたない身体の反応を隠したくて、左手で先ほどよりもつよく乳房を押え、隠したのです。 
運転手はわたくしの恥じらいの仕草を責めたり、止めたりはいたしませんでした。
同時に一枚一枚薄物を剥がれてゆく姿を言葉にして羞恥を刺激するようなことや、はしたなさで敏感になっている身体に触れて疼き始めているわたくしの性感を高めようとももいたしません。
ただ・・ただ、熱い視線をわたくしの肌とランジェリーに這わせながら<お世話をする>という言葉に相応しく、献身的に立ち働くだけなのです。
先ほど思わずあげてしまった感嘆の一声さえ,恥じているようでした.
運転手の左手にブラジャーをカップ1つ分の大きさにたたみ込むと、今度はわたくしの前に正座をしたのです。
目の前のスリップを両手で引き下ろし、ストッキングに包まれた足首を掴むと片脚ずつ抜いてゆきます。  
わたくしの上半身を覆っていた薄ものを膝の左側にまとめて置きました。
 
「どうぞ私の肩に手を付いて、足はこちらに」 
そういうとおもむろに左足を正座した彼のふとももの上に乗せるのです。
バランスを崩しそうになって、あわてて右手で彼の肩を掴んでしまいました。
「あぶない 大丈夫ですか?」 
左手で胸を覆い隠したままのわたくしを責めることなく・・・他のランジェリーとセットになっているガーターベルトの留め具をはずすのです。
正面・・・そして側面・・・ 
ふっとゆるんだストッキングをするすると長い指で下ろしてゆきます。
「失礼いたします」 
足首を軽く掴んで浮かせるとつま先ストッキングをつまみあげ、すっと足先から抜いてゆきます。
「お寒くはないですか」 
緊張と羞恥で気がつきませんでしたが・・・単なる脱衣所に違いないのに程よく部屋はあたたまっていました。 
裸足になった左足が床面のあたたかさをダイレクトに伝えます。 
「だいじょう・・ぶ・・です・・・」 
床下に温泉を引き入れた床暖房。彼が荷物を取りに戻ってすぐに準備してくれていたのです。
彼の心遣いの濃やかさにわたくしは感謝をしておりました。
 
「おねがい。もう 自分でできます」 
いまの彼の瞳にうつるわたくし・・・男性の膝に足をかけるあまりにはしたない姿・・・に気づいて 恥ずかしさのあまり彼の指がストッキングにからまったままの足を不意に引いてしまいました。
「っつ・・・」 
わたくしはバランスを崩して両手で彼の広い肩につかまるしかありません。
「お気をつけください。祥子様」 
運転手の右手はまだストッキングにとらわれたままなのに、左腕はわたくしの腰を支えてくれていました。
が、両手で肩につかまったわたくしの上半身は・・・彼の顔の前にGカップの白い乳房をそのまま晒してしまいました。
「あっ・・・いや」 
自らの腕で堅く立ち上がってしまっている鴇色の先端を隠すために、わたくしは右足をまた彼の膝に乗せるしかありません。
「ごめんなさい。ありがとう」 
わたくしが体勢を立て直したのを預けられた重心の移動で確認したように、彼は左手をふくらはぎのストッキングに戻しました。
「いえ 謝らなければならないのは私のほうです。祥子様のストッキングを伝線させてしまいました」 
右足を床に下ろし伝線したストッキングまできちんとたたむのです。
「替えのものは何色かご用意していますのでご安心ください」 
ガーターのバック・フックを外すと、Tバックから留め具を上手に抜いてストッキング・ランジェリーとともに乱れ箱に仕舞いにゆきます。
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