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Fireworks 7

「ただの飲み友達じゃないんだろう?」
「ふふふ、ご想像にお任せします。」
「ははは これだから男達は祥子さんに惑わされるんだな。」
そして耳元に囁くのです、今夜の君も素敵だよ・・・と。
「ずっとご連絡も下さらなかったから、わたくしのことなんてお忘れになったかとおもっていましたわ。最近はライブにもお越しになってないんでしょう。」
わたくしは、目の前で嫉妬心を少しだけ露にしてくださった長谷川さんに、少しだけ拗ねてみせたのです。
全ての愛奴と別れるから僕のものになれ、とおっしゃったまま2度と連絡をくださらなかったこの方に。
「ああ、忙しかったからね。竹上の仕事はさっきの会長の言葉じゃないが、なかなかハードなんだ。」
「そう。でもご活躍なのね、よかったわ。無理をしてお身体壊したりなさらないでくださいね。」
「ありがとう。」
長谷川さんのグラスはもう空いていました。クルーに手を上げて、新しいワインを求められます。

「彼にもこの身体を括らせてるのか?」
「ふふふ、知りません。」
ワイングラスを下げたクルーがこちらに背を向けたとたんに、長谷川さんはどきっとするような質問を囁かれたのです。
わたくしは、恍けることにいたしました。
全くなんのしがらみもないお二人ならともかく、お仕事で利害関係のある方達です。個人の性癖に関わることをうかつに口にすることなんて・・・できなかったからです。
「別に、そういう意味で聞いたわけじゃない。」
長谷川さんには、わたくしの答えの意味が通じたようです。
「僕だってとても他人には聞かせられない『趣味』の持ち主だからな。」
そうなのです。この方はわたくしが存じ上げている方達の中でも最もハードなS性を持った方だったからです。

都心から少し外れた離ればかりが立ち並ぶ宿で、一晩中わたくしを縛り・吊り・鞭打ち・責めた方でした。
夕方に待ち合わせにいらした車の中から、明け方外が白みはじめるまで、ずっと・・・わたくしはこの方の手で<行為>の持つ意味を教え込まれたようなものでした。

長谷川さんが赤ワインを浸した指で・・・わたくしの二の腕を横にふた筋・・・辿ってゆきます。それはわたくしを高手小手に縛った時に、赤い縄が肌の上に残す痕と同じ場所だったのです。
「もう、こんなところで・・・だめ。」
声に媚びが混じらない様に、ざわめきに包まれたパーティ会場の他の方に聞こえない様に・・・わたくしは背の高い彼の耳元に唇を寄せると、長谷川さんをそっと嗜めたのです。
「わかってるよ。祥子さんに逢ったら、抑えていた気持ちが我慢出来なくなりかけてる。これから、ここで・・・」

「失礼します、加納様でらっしゃいますか?」
「はい。」
わたくしに声を掛けていらしたのは、パーサーの男性でした。
「特別室にお連れする様にと、申し遣っているのですがよろしいでしょうか。」
ご一緒にいる長谷川さんのことを気になさっているようでした。
こんな風にわたくしを呼び出すのは・・・石塚さんしかありません。
そのことは、長谷川さんも察してくださったようでした。
「ごめんなさい。いいかしら、失礼させていただいて。」
わたくしは真っすぐに長谷川さんを見つめたのです。
「ああ、今夜は逢えてうれしかったよ。また連絡してもいいかな。」
「はい。携帯もメールも変わってはおりませんわ。」
「わかった。」
失礼致します。片手を上げて見送ってくれた長谷川さんに、パーサーは一礼して、わたくしをパーティールームから連れ出したのです。
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コメント
こんにちは
素敵なブログですね。
#以前にも通りすがったような・・・

続きが楽しみです・・♪

2006/09/25 05:12| URL | エフ  [Edit]
エフ様
はじめまして、ようこそお越しくださいました。
以前にも?でしたらとても嬉しいです。
ぜひまたお越しくださいませ♪
お待ち申し上げております。

2006/09/25 07:39| URL | 祥子  [Edit]
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