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サファイアの夜 10

「あぁぁ・・・」
子宮を抉るような奥を責める突き上げに・・・わたくしはもう数える事さえ出来なくなった頂きへとまた押し上げられはじめた時です。
プルルルル・・・プルルルル・・・プルルルル・・・
耳元で携帯の発信音が致しました。
「なに?」
右手でわたくしの両手を掴み、左手で携帯を耳元に押し当てている男性に、わたくしは驚きの声を上げたのです。
「祥子の携帯だよ。お仕置きだ、祥子の逝く声を元の主に聞かせてやれ!」
プルルルル・・・プルルルル・・・プルルルル・・・
留守番サービスまであと4コールのはずです。
もう深夜のこの時間、お誕生日の夜・・・あの方も奥様とベッドで・・・かもしれないのです。
マナーモードにしていることを・・・もう熟睡して・・・携帯などには出ない事を・・・祈る・・・あぁぁぁ
「どうした、もっと感じろ!!祥子! 調教を忘れられずに悶える淫らな自分を受け入れるんだ!」
身体はもう限界でした。
プルルルル・・・プルルルル・・・ プッ
『もしもし、祥子?』
「ぁ・あぁぁ・・っ・・・いくぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
わたくしは、電話の向こうのあの方の声に、淫らな絶頂の声を堪える事ができませんでした。
「逝くぞ!祥子!」
わたくしの携帯をベッドの端に放り投げると、男性は最後の抽送を開始したのです。
「ぁぁ・・・・っ・・・・ぁ・・・・」
逝き続けるわたくしは、もう・・・声すら出ませんでした。
一番お電話などしてはいけないと決めた日に、時間に・・・あの方に・・・それも他の男性に逝かされる声を聞かせてしまった・・・・
本当に、2度とあの方に顔向けが出来ない事をしてしまった絶望感の中で・・・わたくしは責め立てる男性の与える淫楽に縋ったのです。
「また・・・もうだめ・・・いくっ・・いっちゃぅ・・・」
「逝く!」
わたくしの最後の収縮を確かめてから、男性は塊を引き抜き・・・淫らに揺れるGカップの乳房に、熱い精液を吹き掛けたのです。



・・・っ・く・・ひっ・・・
絶頂から醒めたとき、わたくしは自らの腕で顔を覆い堪え切れない嗚咽を漏らしておりました。
男性は、熱く絞ったタオルで精液でコーティングされたようになった白い乳房と、白く濁った愛液で濡れそぼった太ももの狭間を拭うと、シーツを掛けてくださって・・・そのまま男性は浴室へ向かわれました。
かつて愛した方に、たとえどれほど酷く捨てられたからといって・・・決してしてはならない無様な真似。それをしたくないばかりに、初めてバーで隣り合わせただけの人にこの身を任せたはずなのに・・・。
もう、この先あの方に愛していただくことなんて・・・こんな真似をしたら出来なくなってしまう。これだけは、したくなかったのに。
涙は、止まりませんでした。

次に男性が戻っていらしたときは、バスローブをお召しになっていたようです。
カラン・・・氷の音がするグラスがサイドテーブルに置かれました。
「もう泣くのは止めなさい。」
わたくしを抱き起こすと、広い胸に受けとめてくださったのです。
「祥子、つまらない男は忘れるんだ。君ほどの女ならこれからいくらでも望んでくれる男は現れる。君を捨てた男の呪縛に囚われるんじゃない。いいね。」
・・・っ・く・・
わたくしは嗚咽を堪えながら、男性を見上げたのです。
「素敵だったよ。もっと早く知り合いたかった。従順で感じやすくて好みの身体をしていて、知性も理性も勝っている。私好みのいい女だ。」
思わぬ言葉に、わたくしはふるふると顔を横に振ったのです。
そうなら・・・どうしてあの方は、わたくしを捨てたのでしょう・・・。
「囚われるんじゃない。君はもっと幸せになれる。悲しい顔は似合わない。男を翻弄する女に、男を虜にできる女に君ならなれる。本当だ。」
ちゅ・・・・ そして、はじめて唇を重ねてくださったのです。
「乱暴なことをして悪かった。祥子のバッグから携帯が転げ落ちていたんだ。最初に気を失ったとき、2度と逢えないと言っていた男の名を呼んだだろう。それで腹立ち紛れにアドレス帳を見てみたんだ。そうしたら、その名が有った。
祥子は、あんな風に言いながらまだ忘れてないと、まだ心はその男のものなのだと思った。それじゃ、新しい恋はできない。
こんなに素敵な女性なのに。だから荒療治をさせてもらった。
頼む、もう泣かないでくれ。」
ちゅ・ぅ・・・ 二度目のキスは、舌を絡めるような・・・優しい愛撫のキスだったのです。
「明日、10時にチェックアウトする。それまでなら、ここにいていいからね。今夜は眠りなさい。」
わたくしを右腕に抱えたまま、男性は身を横たえると室内の明かりをゆっくりと落としていったのです。
「おやすみ、祥子。君はほんとうに素敵だった。」
ちゅ・・・ 最後のキスは、わたくしの額に・・・でした。
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コメント
ご訪問ありがとうございます
早速表敬訪問です。
でも、あまりにも淫靡な内容に
股間は熱くなり、
何もコメントが思い浮かびません。
10しか読んでいないのに。

こんな風に女性を犯してみたい。
・・・・電話・・・です。

いつかこんな風にしてみたい・・。

やわなブログで物足りないかもしれませんが
よろしければ股パパのお部屋にも来てくださいませ。

2006/12/22 10:04| URL | ぱぱ  [Edit]
ぱぱ様
はじめまして、ようこそお越しくださいました。
わたくしも偶然たどり着いたぱぱ様のブログに
優しい大人のどきどきを頂戴したのですよ♪

ぜひ、10だけでなく前のお話から・・・お時間のあるときにでもご覧になってみてください。
これからもよろしくお願い申し上げます。

2006/12/22 13:28| URL | 祥子  [Edit]
仕事とその他(!)の事に翻弄されているうちに、お話は進み…。
これだけはっきりしたお別れをしたら、諦めざるを得なくなりますね…。暴力的とも思える仕業。でも、それで前に向って素敵に歩み出せた祥子さんなんですね…。

早くも冬至。週末の本当のクリスマスは私は仕事漬け。今日の午後は少しゆっくり致します。



2006/12/22 15:11| URL | るり  [Edit]
美意識
 祥子さんの気持ちを思うと切ないなぁ・・・。
こんなにしても、やっぱり忘れられない人。痛い思い出しかないのにそれでもやっぱり思い出すと哀しい。そんな人には、綺麗な自分を覚えていて欲しいもの。

2006/12/22 17:17| URL | さやか  [Edit]
あら・・・
素敵なテンプレートですね♪♪

古い話かもしれないけど・・・・。
ある物語である男性が「死んだ人にとっては忘れてあげる事が一番大切です。」って言った時、女性が「貴方は本気で人を愛した事がありますか?」って言った場面をふと思い出しました。

死んだわけではないけど、昔愛した方を忘れるにはこんな荒療治が必要だったのでしょうか?

なんだか妙なコメントでごめんなさい。

2006/12/22 22:08| URL | 桜草  [Edit]
寒い朝になりましたね
クリスマス・ウィークエンドの朝。
東京はどんよりとした曇り空です。

るり様
昨夜は香り高いゆず湯を楽しまれたのでしょうか?
年末、お忙しことと思います。
今年はいろいろな病気が蔓延しております、どうぞお大事になさってください。
<お別れ>って難しいですね。
二人の間では<別れた>ことになっていても、わたくしの中ではまだ続いているのですね。
好きな心、愛する心の不思議と傲慢さを、わたくし自身も感じた一夜でした。

さやか様
お別れしたとき、相手の裏切りに愕然としたわたくしに『それならとことん気が済むまでどろどろにやってみるのもいいのよ。とことん嫌な女になってしまいなさい。』とおっしゃった方がいらっしゃいました。
わたくしは、とてもじゃないけれどできませんでした。
この夜も、それから以前にお伝えした事のある<銀幕の向こう側>の時にも、そこまでやっておけば良かった・・・とほんの少しでも思いました。
でも・・・やっぱりいまでもできない・・・わたくしでした。

桜草様
ありがとうございます。
この前のblueroseはこの<サファイアの夜>をイメージしたものでした。
新しいちょっと可愛いテンプレートは<EVE>のための25日まで数日のテンプレートです♪

素敵なコメントありがとうございます。
別れるときにきっぱりするのは女性の方だと言われますが、想いをずっとひっそりと大切にするのも女性なのかもしれません。
わたくしはいままで愛したことがある方を、お1人として憎むことができません。
終わる事があっても・・・。
わたくしのイメージが狂ってしまいましたでしょうか?


2006/12/23 06:57| URL | 祥子  [Edit]
NoTitle
ふぅ~..「サファイヤの夜」、良かったですねぇ..
すごく、身体、心の奥からゾクゾクしました。
久々に物語を読んで、感じてしまいました。


もし、これが実話なら、俺もこのオトコと同じことを言う。

祥子なら、もっともっといいオンナになれる..
いつまでも古い傷にしがみつくのではなく、前を向いて歩みだして欲しい..と。

そのオトコが本物なら祥子を手放すはずがないだろう..
そのオトコは祥子の良さもわからない、それだけのオトコだったのではないかと..


2007/01/05 11:21| URL | melto  [Edit]
melto様
ありがとうございます。
暖かいお言葉、とてもうれしかったです♪
短編でしたが、お気に召していただいてうれしいです。

melto様にそう言っていただけて
わたくしはまた少し吹っ切れて、前向きに歩いてゆけますわ。

2007/01/05 13:36| URL | 祥子  [Edit]
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2008/12/17 22:17| |   [Edit]
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