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黒衣の情人 24

ぽたっ・・・ 「あ・・・・」
ぽたっ・・・ 「んん・・・」
ぽた・たっ・・・ 「あぁあ・・ん」
ぽたっ・・・ 「ぃ・あ・・」
ぽたっ・・ぽたっ・・・ 「あっ・・ぁっ・・・」
「ここはね、ホテルのスパ施設の一部になる予定の場所なんだ。排水処理も防水処理も済んでいる。打たせ湯用のノズルがもう来ているからね。それを使わせてもらっている。」
うたせゆ・・・ 長谷川さんの言葉はわたくしの脳裏であまり形をなしてはいませんでした。ひたすら襲ってくる快感と、身じろぎするたびに肌を刺す幾重にも廻された麻縄の感触と闘っておりました。
ぽたっ・・・ 「はぁ・・・」
ぽた・たっ・・・ 「あぁぃ・・ぃぃ」
ぽたっ・・・ 「あぅ・・・」
ぽたっ・・ぽたっ・・・ 「ふぁ・・ぁぁ・・・」
「ナチスドイツの研究を綴った本に、捕虜を眠らせずにこうして水滴責めにすると最後は狂うって書かれたものを見つけてね。思いついた。祥子、どうだい?」
ナチの拷問・・・。まるでその時代から抜け出した将校のように黒々としたシルエットを浮び上がらせて、長谷川さんは正面の強い明かりを背に座ってらっしゃいました。
わたくしは、明かりの中で責められる女囚なのでしょうか。

ぽたっ・・・ 「あぁ・・・ぁぁ・」
ぽたっ・・・ 「ゆるし・・て・ぇぇ・・・」
ぽたっ・・ぽたっ・・・ 「いゃあぁ・・あ・・ん」
ぽたっ・・・ 「いぃぃ・あぁぁ・・」
ぽたっ・たっ・・・ 「んあっ・・ぁぁあ・・・」
「祥子は、僕に逢えない間に他の男に縛られて縄の快感に目覚めたのか?」
ぽたっ・・・ 「ちがぃ・・ま・すぅ・・」
「僕の他には縛られてはいないんだね?」
ぽたっ・・・ 「・は・ぁぁ・ぃぃぃ・・」
「鞭やスパンキングは?誰かにその白い背中を差し出したりしなかったのか?」
ぽたっ・・・ 「・・して・ま・・せぇ・・ん・・」
「そうか、それじゃ祥子が淫乱なMだということなんだね。」
ぽたっ・たっ・・・ 「やぁぁ・・・ちがぁ・・ぅ・ぅぅ・」
「どこが違うんだい。さっきは僕の指がねっとりと光るほどに白濁した蜜を溢れさせていたね。それに今も。全く水滴が当たるはずもない踏み台がきらきらと光を反射しているのは、どういうことだい?」
ぽたっ・・・ 「やぁ・・ゆるし・・てぇぇぇ・・」
正に、尋問でした。
唐突に襲いかかるピンポイントの快感と、いずれどの答えであれ長谷川さんの中で石塚さんに結びつけられてしまいかねない他の男性との行為について口にしてはいけないという緊張が・・・わたくしを責め立てました。
望月さんの縄に蕩けたことも、高梨さんのスパンキングと鞭に達してしまったことも・・・口が裂けても言う訳にはまいりません。
そしていままでにわたくしを愛して下さった方達から経験させられたそれらの行為が、ただでさえ敏感な性感を一層高めてしまっていることへの驚きを・・・匂わす事も出来なかったのです。
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コメント
珍しいほど寒さのすくない朝です。
水の滴り。刺激的ですね。
責め言葉にも。応える呻きにも。
たくまぬ快楽がよぎるようです。
夜はまだまだ、長そうですね。

2007/01/27 07:04| URL | 柏木  [Edit]
祥子さんほど魅力的な女性を他の男が…と知りつつ聞き冷静に気持ちを昂ぶらせていく。

嫉妬という言葉が妬き切られてしまうような情念。

YESと答えてもNOと答えても途(みち)はひとつ。
カラダはYESでも、言葉はNOと…。

2007/01/27 16:38| URL | eromania  [Edit]
嫉妬は物凄いパワーになります。
相手に対して、”どうしてくれようか!”と言う思いと、”私ではない人との時より、身体も心も私との方が良かったと感じて欲しい”そんな思いが交錯します。
だから、嫉妬の種を持っている時の方が、心が昂ぶって尚いっそう…!

2007/01/27 18:13| URL | るり  [Edit]
祥子さん、こんばんは。
アレアレといっているうちに、もう1月も終わりですね。

水滴での責め、ご存知でしたか。
昔、奇譚クラブという雑誌で読んだのが最初でした。
祥子さんが受けるとは・・・

長谷川さんの責めは、syoukoさんへの問い責めです。
shoukoなら、誤解だ、思い違いだ・・・と言って逃れられますけど。そうはいかないでしょう。

しかし、どちらにしても甘いものが裏にありますね。

2007/01/27 21:59| URL | masterblue  [Edit]
お返事が遅くなりました
季節はずれなのですが日本で一番早い桜を楽しみにちょっとした旅に出ておりました。
ひさしぶりにPCを持たない旅でしたので、お返事が遅れました。ごめんなさい。

柏木様
鞭責めの動と水滴責めの静。
ワントーンの責めでは終わらない長谷川さんならではの巧みな夜です。
今夜ばかりは、思いつきだけで行為を決めている訳ではなさそうですから。

eromania様
> 嫉妬という言葉が妬き切られてしまうような情念
素敵な言葉ですね。
こんな時、嫉妬の向こうにあるのは一体なんなのでしょうか・・・。
焼き切った後、そこに残る想いで愛されたいものですわ。

るり様
>”どうしてくれようか!”
実は、わたくしは嫉妬をしても相手に対してそういう想いを抱いたことがないのです。
わたくしの嫉妬が浅いのかもしれませんね。
ただただ・・・純粋に想う愛よりも、深い愛を感じられる様な嫉妬を経験してみたいという、いけない気持ちがあります。

masterblue様
水責めの原典は・・・存じませんでした。
教えていただいてありがとうございます。
この、ハードなSMの世界で<甘さ>を感じてくださるmasterblue様は、数少ない存在かもしれませんね。

2007/01/28 23:25| URL | 祥子  [Edit]
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