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21:00 6

男性の右手は、飼い猫の背を撫でる様に、すべらかなわたくしの黒髪を何度も梳るのです。
「・・・ぃやぁ・・」 
足元に絡み付くわたくし自身の姿態を、男性の眼はそのように見ていたのです。
彼の視線から身を隠す様に、横に流していた膝を引き寄せ・・・より彼の足元へと寄り添いました。
髪の感触を堪能したのでしょうか。
男性の右手は、飲み干したグラスをわたしの手からとりあげたのです。

「いいこだね。こちらにおいで」 
膝を開いて・・・そのなかにわたしを跪かせました。
「ぁん・・・」 
玩具を取り上げられた猫のような声をあげてしまいました。
「ごちそうだよ、祥子さん」
男性はチノパンのファスナーを開け、ボクサーパンツから硬度を増しはじめている塊を引き出したのです。
彼を見上げるわたくしの両手を取って、さぁ…と目だけで促します。
わたくしの右手は男性の腰に回され、左手は男性の指を絡められたままでした。
「唇と舌だけで愛撫しなさい」 
甘さの増した声がそう告げます。
彼のひざの間に跪いたわたくしは、ゆっくりと顔を伏せてゆきました。
 
ぺちゅ・・・ぺちょ・・・ 
唾液をのせた舌先をやわらかく沿わせるようにして、塊の先端から上側を少しづつチノパンに向かって舐め上げます。
ちゅ・・・ちゅぱぉ・・ 
右の側面は唇で啄むようにしながら、舌先をくすぐるようにざわめかせて、ゆっくりとゆっくりと先端に向かって頭ごと引いてゆきます。
ちゃぷぅ・・・くちゅ・・ 
左の側面は下側から上側へ、上側から下側へ。ソフトクリームを舐めとるような舌の動きを根元までくりかえしました。
首をかしげるたびにわたくしの髪は右へ・・・左へ・・・、さらさらと背の上を流れてゆきます。
男性の塊はわたくしの頭の動きにつれて昂ってゆくのです。
やがて・・・わたくしの口元に突きつけるように立ち上がり・・・牡の薫りをくゆらせ、わたくしの中の淫らな欲望を誘惑するのです。
「ぁふん・・・」 
くぽっぅ・・・ 先端に濡れた花びらのように舌先で湿らせた唇をかぶせました。
くちゅ・・・ちゅぷ・・・ 
ワインの薫りの唾液が塊にまとわりつき、舌はまだ触れていない裏の合わせ目を丹念になぞりつづけました。
 
「美味しいかい、祥子」 
先ほどまでグラスを運んでいた左手で、わたくしの髪を撫でていた男性が聞くのです。
「ふぁ・・い・・」 
唇を猛々しいほどに昂った塊に沿わせたまま、くぐもった声で答えます。
「ちゃんと答えなさい」 
優しかった左手が髪の中に差し込まれ、くいっとわたくしの頭を後に引くのです。
「・・・っぁっ」 
ふいの荒々しい腕の動きにわたくしは唇の端からわずかに唾液を滴らせ、はしたない顔を晒してしまったのです。
髪を背中に向けて引き顔を仰向けさせ・・・わたくしの眼を見据えて言うのです。 
「もう一度聞くよ。美味しいかい、祥子」

「おいしい・・で・す ・・・ご主人様」 

なぜなのでしょう。今日はじめて逢ったばかりの男性に、わたくしはそう答えていたのです。
「いいこだ。祥子、つづけなさい」 
髪を掴んでいた手を離し、優しく撫でる様にしながらわたくしに唇と舌だけの口戯を続ける様に促すのです。
「上手だよ、祥子。いい気持ちだ」 
時折わたくしの髪を撫でながら、男性はわたくしの行為と羞恥を煽る言葉を口にします。
「どこで覚えてきたんだい、淫らな舌使いだね。ふふ 若い男なら我慢できずにいってしまうだろうね」 
その言葉を裏付ける様に、男性からも濃い樹液が滴りはじめていたのです。
「そこだよ、もっと舌をつかいなさい。ああ、祥子の口の中はいやらしいね」 
男性の飼い猫のように呼び捨てにされ・・・言葉で辱められただけで、わたくしの身体は疼きはじめておりました。
男性のチノパンに包まれた膝にこすりつけるように動く乳房は、ゴールドのサテンのブラの中で先端を堅くしこらせてしまっていました。
両の手を捉えられ上体を伏せる様にした姿は、男性の眼からは・・・反らせた背中から跪いた腰を大きく後に突き出すような・・・はしたない姿勢だったようです。
甘く羞恥心を嬲る男性の言葉に・・・わたくしは耐え切れずに・・腰を淫らに振りはじめてしまったのです。
 
「ふふ 我慢出来なくておねだりかい。祥子」 
一心に口唇での愛撫をつづけていたわたくしに、からかうような口調の甘い声が注がれます。
「そんなに腰を振って、きみのフェロモンでワインの薫りまで変わってしまいそうだよ」
「・・・い・やぁ」 
無心なままの淫らな動きを指摘され、わたくしの身体はこおりついてしまいました。
「ほら ムートンロートシルトがこんなに甘い」
・・んくっ  男性はワインを一口含み、舌の上を転がす様にして飲み込んでみせるのです。
また一口・・・そして・・・わたくしの顎をついと引き上げて唇を合わせると、最前まで男性を含んでいた唇にとろとろと口中の赤ワインを流し込むのです。
「どうだい、祥子のフェロモン入りのロートシルトだ」 
ただ恥ずかしさに視線だけをそらせるわたくしを、楽しげに見つめるのです。
・・こ・っくん・・・ゆっくりと室内の淫らな空気となじみ、男性の唾液を混ぜ込まれたワインは妖しく甘くわたくしの喉を落ちてゆきました。
「おいしい・・で・す」 
欲望にかすれた声でようやくそれだけを答えました。
「違うだろう、祥子」 
こちらを見ろと言わんばかりに顎に掛けた指に力がはいります。
「おいしい・・です。ご主人様」 
男性と視線をあわせたままでまた・・・その言葉<ご主人様>・・・を口にさせられてしまったのです。
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コメント
はじめまして
MSNからのお引越しなのですね。
今回のテンプレートも素敵です。
あちらでは、読み逃げばかりでしたがコメント残してみました。
大変でしょうが、がんばってくださいね。

2006/02/10 16:43| URL | ひな  [Edit]
またお邪魔しました
こんにちは。今日二回目です。
21:00が二回分アップしてあり、直ぐ読んでしまいました。
女性の細やかな情感とそのバックを彩るコスチュームや小道具。それらにも神経が行き届いていて、心地よく読ませて頂きました。
続きを楽しみにしております。

(追)
第九はmsnを拝見しましたが、一寸読みにくいのでこちらに掲載になったら読ませていただきます。
先程は足りませんでしたが、私の歌えるのは、合唱の部分だけです。それでも、第九が小道具として使われているようで、楽しみです。

2006/02/10 17:12| URL | masterblue  [Edit]
ひな様
はじめまして。
msnにはいらしてくださっていたのですね。
こんな風にコメントしていただけるととてもうれしいです。
まだ新作はあちらでのアップが先ですけれど
早くこちらで新作を出せる様にがんばってお引っ越しします(笑)。
これからもよろしくお願いします。



2006/02/10 17:15| URL | 祥子  [Edit]
masterblue様
ありがとうございます。
二度もお運びくださるなんてうれしいです。
そうですね・・・msnの方は文字レイアウトの関係で
句読点の使い方とかを変則的にしていますので
少し読みづらいかもしれません。
第九のアップはこちらではもう少し先になるかもしれませんが
それまでは、旧作でも楽しんでいただきながら
お待ちいただけるとうれしいです。

2006/02/10 17:18| URL | 祥子  [Edit]
コメントありがとうございます
こんばんは

始めまして
笙子です。 ほんと同じ読みですね。(^。^)
年齢もよく似ていらっしゃる!
性癖はまったく逆みたいですけどね。(^^ゞ
こちらこそ これからも宜しくお願いいたします。

相互リンクしましょう
貼らせていただきます。


2006/02/10 21:32| URL | 笙子  [Edit]
笙子様
コメントありがとうございます。
さっそくお越しいただけるなんてとても嬉しいです。

リンクの件なのですが、実はまだ引っ越しの途中なものですから
完了時にさせていただきたいと思っております。
もうすこしお時間をいただけますでしょうか?
わがままを言って申し訳ありません。
これからもよろしくお願い申し上げます。

2006/02/10 22:37| URL | 祥子  [Edit]
あわわ、読み逃げしてすみません(汗
コメントありがとうございました★
よかったら仲良くしてやってくださいね~♪

2006/02/10 23:00| URL | 真奈美  [Edit]
真奈美様
いえいえ・・・構わなかったんです。
かえってコメントをおねだりするみたいになってごめんなさい。
ありがとうございます、とってもうれしいです♪
これからよろしくお願いします。


2006/02/10 23:10| URL | 祥子  [Edit]
自分の稚拙な表現力に、参考にさせて頂きたくうろうろ、こちらに迷い込みました。素敵な文章ですね。
直接的でなく想像力が書き立てられます。美しくやんわりとでもディティールを説明できる様になりたいものです。
また、伺います。

2006/02/11 01:48| URL | るり  [Edit]
るり様
はじめまして コメントありがとうございます。
先ほどるり様のブログにも伺わせていただきましたが
リアルな語り口が切々と伝わってまいりました。
わたくしもまだまだ拙いのですが
これからもどうぞ仲よくしてくださいませ。

2006/02/11 08:42| URL | 祥子  [Edit]
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