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蝉時雨の庭 1

3人の男性との嵐のような一夜から、数日が過ぎた月末の金曜日。
この数ヶ月の間に恒例となったジャズライブを都内のホテルに聞きにいったんです。仲の良い女友達とふたりで。
都心にありながら敷地内に別棟のお茶室と離れ・木々に囲まれた庭を持つ閑静な佇まいが、わたくしたちのお気に入りでした。
その日は紺のタイトスカートにピンクのノースリーブのカットソーにGジャンという少しカジュアルなスタイル.
インナーは紺地にカットソーと同じピンク色の花を刺繍したレースをつかったブラとパンティとスリップのセットにストッキング。
女友達と一緒のお出かけだし、どちらかといえば少しかわいいランジェリーを選んだんです。先日の夜のことはきっと・・・ランジェリーが刺激的だったから引き起こされた出来事だった気がして。
  
semisigure2.jpg

その夜はお仕事がぎりぎりまでかかってしまって、お友達と二人でホテルに到着したのはライブが始まるほんの数分前でした。
いつもはそれほどお客様の多くないひっそりとした大人のライブなのに、その夜はほんとうにお客様が多くて・・・ピアノを囲む有名な木工作家の手になる椅子を並べた席は、その2つしか残っておりませんでした。
 
一曲目はwith you with friend。
柔らかなアルトサックスの音に促されるようにわたくしと友達はその席に座りました。
サービスの男性にお願いした冷たく冷えた白ワインのグラスを軽く触れ合わせて乾杯をしたその時に、隣の席にいらしたその男性の存在にはじめて気づきました。
黒のパンツ・黒のシャツ・・・仕事仲間のような男性2人といらしていて、ジャズを楽しみながら低く魅力的な声で仕事のことを時折お話されているのです。
2曲目はサマータイム。
軽快にアレンジされた夏の定番とも言えるこの曲が終わる頃に隣の席の男性に話かけられたんです。
「せっかくですから少し静かなところで聞きませんか?」って囁くような声で・・・
わたくしは無言で一緒に来た女友達のほうを見やりました。
彼女はもうのんびりしていて・・・軽く瞳を閉じて3曲目のボサノバに聞き入っていました。
「僕の友達はここに残るから彼女が退屈そうだったら話相手になりますよ」
紳士的に微笑む男性はほんとうに魅力的な声でした。
だから、お友達に「ちょっとお庭を見にいってくるわ」って言ってその男性の誘いにのったんです。

1階のラウンジから池と木立でつくられたお庭へはガラスの引き戸を通って直接出られます。膝に広げていた少し大きめなハンカチとワイングラスだけを持って、少し先に庭に向かった彼の後を追いました。

ライトアップで蝉時雨の止まない夏の夜のお庭。
涼やかな風が流れる夜だからと僅かに開けられた飾り窓から、アルトサックスとピアノデュオのジャズが流れてきます。
大きな窓の正面の池の上の橋の上で先ほどの男性が軽く手を上げてわたくしに合図していました。左手のワイングラスを気にしながら少し足を早めて彼に近づいてゆきました。
「この先の築山の上にベンチがあるんです」 
わたくしが隣に並ぶとゆっくりと彼は歩きだしてゆきました。
「お詳しいのですね 何度かお邪魔したのですけれどわたくし存じませんでした」
ライトアップされた池のほとりを巡ると、青竹の植え込みの先に石造りのベンチがありました。
「ほら、ここのほうが風が気持ちいいですよ。音も思ったより良く聞こえますしね」
ポケットから綺麗にプレスされたハンカチを出してベンチの上を軽く拭き腰掛けた男性は、となりに座るようにわたくしを促しました。
「お庭なのにピアノのかすかな音まで聞き取れますね、不思議」
彼との間にワイングラスを置き隣にすわったわたくしは初めて男性と視線を合わせました。
「実はね ここはラウンジの開いていた飾り窓のすぐ裏手になるんですよ」
いたずらっ子のように微笑んで竹の植え込みを少しずらして見せるので。座っているだけでは気づきませんが、そうして透き見するとほんとうに飾り窓が近くにありました。
「ふふふ 特等席ですね」
グラスを交わし冷たいワインで喉を潤しながら微笑みかけました 髪がさらさらと風になぶられてゆきます。
「支配人が以前教えてくれたんですよ。ここのことは」
と、小声で誰にも知られてはいけない秘密のようにおっしゃいます。
 
お庭まで流れてくるジャズ・・・お庭には男性とふたり。  
ライブをしているラウンジとの間には竹の植え込みがあるだけ。
ラウンジからも・・・もしかしたら姿が見えてしまうし・・・声も聞かれかねない距離。
なのに・・・その彼はいたずらをするんです。
わたくしが声を出せないのを知っていて耳元で言葉をささやきながら。
 
「暑いからGジャンを脱げば・・・」
男性はわたくしのワイングラスを取り上げ、自然な動きで髪をかきあげてGジャンを脱がしてゆきます。
「あっ・・ん・・・」
堅い素材のジャケットを背中に向けて引き下ろし…両腕の自由がきかない…そのままのノースリーブの肩先にキスをされたのです。
「なにを・・・・んむっ・・・」
男性の態度を咎めようとしたわたくしの唇も、両腕にからまるGジャンを彼の右手でベンチに押えられた姿勢ままで塞がれてしまいました。
「声を上げたらお友達に聞かれてしまいますよ。甘い唾液ですね、祥子さん」
男性の言葉にぎくりとしてそれ以上声を上げられなくなったわたくしの長い髪に顔を埋める様にして柔らかい耳たぶを甘噛みされました。
「どうして・・・あん・・・名前まで」
名前を知られている驚きを隠すことは出来ませんでした。
「支配人が覚えていましたよ、あなたの名前はね。さっきこっそり教えてもらったんです」
そのまま首筋まで降りてゆく男性の唇と舌に、はしたない声を押し殺せないままわたくしは喘ぎつづけてしまいました。
「この熱い季節にこんなに襟の高いインナーを着てらっしゃるんですね」 
貝殻のような白い耳を舌でなぞりながら囁くのです。
「大きなバストが強調されて素敵ですよ」 
男性は左手でわたくしのバストをぎゅっと掴み上げました。
「はぁうっっ・・・」 
耳から首筋へのあえかな愛撫に酔い始めていた身体は、突然の刺激に一気に快感を高められてしまったんです。
 
「こんなことでも軽くいってしまうなんて、淫乱な身体ですね 祥子さん」
ひくつく身体からいましめの替わりにしていたGジャンを抜き取ると、男性は両腕をさりげなくわたくしの身体にまわして優しく抱きしめるのです。 
「いい香りの髪ですね」 
髪の香りを楽しむように首筋に顔を埋めながら、男性の手はブラのホックをはずしてしまったんです。
「あっ・・・」 
Gカップのバストを開放される感覚に小さく声を上げてわたくしは自由になった手で男性を押しのけようとしました。
「やめて・・くだ・・・さ・い」 
なかなか引かない快感のために力の入らないわたくしの抵抗は、簡単に彼の左手に押さえ込まれてしまいました。
「おとなしくしてください 祥子さん」 
右手で顎をついと上げこんどは舌を絡めるディープキスをはじめます。唇を重ねる甘やかなキスではなく、口内の粘膜をむさぼり合い舌同士をしごきあうよう前戯そのもののキスは、わたくしの身体に甘い疼きを積み重ねてゆくのです。
 
「今夜はもうこんなものはいらないですよね」
いつのまにか肩紐を外されて・・・ノースリーブの袖からカットソーと同じ色の花柄の刺繍が濃い紺地に散るブラを引き出されてしまいました。
「Gカップですか、先ほどの手のひらの感触がすばらしかったのは当たり前ですね」
「いやっ・・・」
目の前にほんの少し前までわたくしの胸を包んでいたランジェリーを晒され、カップサイズを読み上げられてわたくしは視線をそらすことしかできませんでした。
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