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ムーンナイト・アフェア 13

吊られた脚を下ろされた時、わたくしの膝下は痺れてほとんど感覚をなくしていました。
緩む縄が食い込んだ肌から離れる瞬間には、吊り上げられた時と同じだけのひりつく痛みを感じました。
わたくしが達した後、男性は禍々しい塊の姿をした玩具のスイッチを止めて引き抜き、アナルに埋めたパールのスイッチを止めてから、ゆっくりと抜いてくれたのです。
 

ざぁっ・・・ 浴槽に勢い良くお湯が流れる音がします。 
本来でしたら女性であるわたくしがしなくてはならないのに・・・などということを、快感が引き切らず火照りを残した身体でぼぉっと思い返しておりました。
両脚と両手を縛めていた縄は全て解かれ、痕を付けない様にと巻かれていたタオルも外されていました。
ですが、自由になった身体で動き回る体力と気力は、いまのわたくしには残っていませんでした。
ただ痺れた両脚を引き寄せ、露に晒されていた秘部を隠し、手首に赤い縄痕の残る両手で白い乳房を覆って横たわるしかできなかったのです。
 
いまは、男性はわたくしの側にはおりません。
きっと最初の部屋で縄を捌き、タオルをまとめているのでしょう。
わたしはしばしの微睡みに自らを委ねました。
 
「祥子起きなさい。そこに四つん這いになるんだ」 
男性の命ずる声が聞こえます。
わたくしはようやく・・・身を引き起こしました。
どれだけ時間が経っていたのでしょうか。
脚の痺れは引き、いつもの感覚が戻っていました。
膝の裏と手首には、まだ少し熱を持った痕が残ったままでした。

「聞こえなかったのか、祥子。四つん這いだ」 
黒のボクサーショーツだけの姿になった男性が、ベッドサイドに立っていました。
わたくしは男性の方に頭を向けるようにして・・・獣のポーズをとりました。
「ふふふ 祥子はいいコだ。僕の望みがちゃんとわかってるな」 
ベッドぎりぎりに近づくとボクサーショーツを下ろして、半ば昂っている塊をわたくしの唇に押し付けるのです。
ぺろっ・・・ぺちゅ・・ わたくしは舌を突き出すようにして、男性の先端を舐め上げました。
どれだけ我慢をしていたのでしょう。その先端は熱く・・・淫らにぬめる液体でコーティングされていました。
「ぁふ・・ん・・」 
ぺちょ・・・くちゅ・・・ 幾度かの舌の往復で、大きく張り出したかりの根元から先端に向けて舌を走らせます。 
巻き舌のようにさせながら、男性の裏側の合わせ目を・・・。
よりぬめぬめとした舌の裏側をつかって淫猥なスロープを描く先端の上側を・・・。
左右は首を傾げながら舌先をひねるようにして・・・一旦はかりの裏へ舌先を這わせそれから先端までを舐め上げるのです。
「はぁう・・・んくっ・・・」 
幾度もの容赦のない絶頂は、わたくしの貞淑ささえも幾重にも剥ぎ取ってゆきました。
男性の先端の香りを全て舐め尽くすと、わたくしは唇を花びらのように窄めてゆっくりと塊を沈めていったのです。
一度も男性から要求されてもいなかったのに。
 
「キスでさえああだったからな、祥子のフェラはさぞかしいいだろうと想像していたが。うっ・・ 誰に教わった?」 
わたくしは男性を口腔に収め、唾液を溜めたままで首を横に振りました。
「そうだ、ゆっくりと喉奥まで飲み込め。ふふ そんなに舌を絡めて美味しいか?」 
いまは完全に大きく・堅くなった塊がわたくしの喉奥までを犯すのです。
「あぁ・・・いいぞ。若いやつならこれだけでいってしまうだろうな」
ちゅ・う・っく・・ 唾液を満たした口唇をすぼめたままで、男性の裏筋の上を舌を左右に振る様にしながらゆっくりと頭を引いてゆきます。
ちゅ・ぽっ・・ 飲み込むときは、上あごにそって舌をゆっくり左右に捻る様に動かしながら・・・途中で喉に入りやすい様にくるりと舌の位置を返すのです。
  
「今夜は祥子だけを責めて、そのまま帰そうと最初は思っていたんだ。僕は服を一度も脱がずにね。ふっ だが責めていて気が変わった。あの夜出来なかったことを全て試したくなった。縛るだけじゃなくてね」 
男性の手がわたくしの柔らかな黒髪を両手で掴み、激しく塊を突き上げはじめました。
「僕のこいつがそれじゃ納まりがつかなくなった。祥子を欲しがってる。あの夜は時間がなかったが、今夜は別だ」 
いつ爆発してもおかしくないほどの昂りを、わたくしの喉奥に突き入れるのです。
舌には先端から溢れた先走りが流れ出し、男性自身の動きで塗りこめられるのです。
「祥子の口。祥子のアナル。そしてもう一度祥子の一番奥まで犯してやる」 
男性の手に力が籠ります。わたくしの頭を抑え込むようにして、唇から塊を抜き出しました。
「祥子、僕を見るんだ。そう・・それでもう一度舐めてごらん。眼をそらさずに」
男性の手がわたくしの髪を後に引きます。男性を見上げるために、わたくしは揃えた脚の上に僅かに腰を落としました。
「くぅふっ・・ぁふん・・」 
ぺちゅ・・・ 喉奥まで突き上げた男性のイラマチオで、わたくしの瞳にはうっすらと涙さえ滲んでいたのでしょう。
「そうだ、祥子。その眼だ。こんな風に犯されているのに、なお男をそそるその表情。何度も何度でも僕のものにしたくなる」 
わたくしをここまで自由にしてまだ・・・足りないというの・・・ 
欲情の滲む言葉でわたくしを嬲る男性と視線を合わせることができなくなって、思わず瞳を伏せてしまいました。
 
「だめだ。僕を見ていろと言ったろう祥子」 
指に絡めた髪を掴む手を、一段と強く引くのです。
「あっ・・んん・・・ごめ・んなさ・・い」 
ふたたび男性を見上げました。
唇を塊に引きつけ舌先を出して首をかしげ・・・れろれろと塊の側面に舌を這わせます。
「そうだ。キスで僕の舌に絡めた様にそう、そうだ。ふふ いいぞ。祥子の男をそそる表情と性器のような口唇。鞭を浴びた様に赤い痕の残る白い背中と黒のガーターベルト。その先の真っ白な尻まで、いい眺めだ」 
わたくしは気づきませんでした。男性の眼にわたくしの姿がそんな風に映っていたなんて。
「もう我慢できないか、祥子。そんなに腰を振って」
「いやぁ・・・」 
ストッキングのかかとの上に落とした腰を羞恥に満ちた言葉に嬲られて・・・無意識の内にもぞもぞと動かしていたのです。
 
「僕も若くはないからな3度は無理だ。だから祥子に選ばせてやる。どこに出してほしい?」 
仁王立ちになった男性はわたくしを見下ろして言うのです。
「祥子のこの口か?」 
  ふる・ふる・・首を横に振ります。 
「それともこの間と同じ締まりのいい祥子の蜜壷か?」
  ふる・・ふる・・そんなこと選べません。
「拡張したばかりのアナルがいいか?」
  やぁ・・・だめ
「どこも嫌なのか、祥子。せっかく選ばせてやろうと言っているのに、ん?」 
これ以上犯されるなんて・・・わたくしは首を横に振り続けました。
「それとも祥子の3つの穴に全部欲しいのか。やっぱり欲張りで淫乱だな、祥子は」
  そんな・・・違いますぅ
 
「祥子 口をあけろ!!」 
質問の間ひくつき、先端に汁を滲ませた塊をわたくしの口に押し込みました。
「うぐっ・・っく・・・」 
わたくしの髪ごと頭を両手で掴み、男性の思うがままに激しく前後に動かすのです。 
「そうだ。まったく祥子の口は性器だな、絡み付いて。うっ・・・いいぞ」 
わたくしの舌はもう男性の裏筋を支え・・そのまま這わせてゆくだけの余裕しかありませんでした。
代わりにわたくしの上あごの・・・ざらつきが、引く男性の敏感な先端を胎内の数の子天井と同じように刺激しつづけるのです。
「ふ・・ぁっあぅん・・」 
奥に突きいるごとに男性の太ささえ増してゆくようです。
上顎を滑り喉を塞ぐほどに深く、言葉通りわたくしの口唇を犯し続けるのです。
「祥子、美味しいか?」 
男性の声は快感に僅かに上ずっていました。
「ん・・・んぁうっく・・・」 
返事をしたくとも、犯されつづけているわたくしは声を満足に発することすらできなかったのです。
「そうか、もっと味わわせてやる。ほら!!」 
答えようと動かした舌のぬめりが、男性を一層昂らせたようでした。
「くぅ・・ん・・っくふ・・」 
口腔は唾液と男性の先走りとでぬとぬとと濡れ・・・はげしい塊の動きはわたくしの唇の端から淫らな香りのその液体を滴らせさえしたのです。
「いくぞ 祥子! 飲ませてやる!!」 
ずくっ・・ずん・・
「いくっ!!!」 
ずっん・・ 喉奥を突き破るほど強く3度突き入れると、塊は熱い精液を噴出させたのです。
 
「ふっ・・・んくっ・んく・あ・・はぁ」 
最初の脈動を口内へ、そのあとの噴出はわたくしの顔を襲いました。
鼻筋に頬に・・・男性の熱い・・・白い精液がふりかかります。
そうされながらわたくしは、口腔に放たれた精液を一生懸命飲み込んでいたのです。
「こんなになっても祥子は綺麗だ」 
三度男性は髪を後に引き、わたくしの顔を仰向けさせます。
「精液を浴びてもまるで汚れをしらない聖女のような表情で男をそそる。身体はこんなに淫らに反応しているのにな」
「あうっ・・・」 
男性の左手がふいにわたくしの乳首を捻ったのです。
「フェラチオをさせられただけでこんなになるなんて。なんて淫乱なんだ、祥子は」 
わたくしの唇に吐出しても、男性はまだわたくしへの責めを止めようとはしないのです。
「こちらを向け、祥子」 
顔を伏せようとするわたくしをもう一度仰向けさせると・・・優しくティッシュで頬の鼻筋の・・・精液を拭うのです。
その指先の優しさはこれからの責めにおののいていたわたくしを、ほんの少しだけ・・・ほっとさせたのです。
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コメント
場違いなところへの・・・
祥子さん、おはようございます。
また、場違いなところへのコメントで、申し訳ありません。

「うたかたの夢」を、昨夜読み終わりました。
蝉時雨の茶室での責めの後、またですね。それも地下鉄の中。
続けて読んでゆくと、前作とのストーリーの流れが分かり、祥子さんの困惑と愉悦がよりいっそう理解でき、楽しく読ませていただきました。

立て続けの絶頂と、口内発射までされてしまった跡をそのままで、帰宅されるまでどのような思いだったかを想像し、余韻を楽しめました。

いよいよ「唐紅」に取り掛かります。素敵なイラストも入り、楽しみです。

2006/02/23 06:11| URL | masterblue  [Edit]
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2006/02/23 13:20| |   [Edit]
masterblue様
<うたかたの夢>までお進みでしたのね。
ありがとうございました♪
うたかたの夢は蝉時雨の庭を書いた時点で思いついていました。
ただ・・・すぐそのままかき出す気にはなれず
激しい別の一夜の後の昼寝時に
夢に見て思い出してしまう・・・そんなお話に仕立ててみました。

淑やかな彩は掲載順に読んでいただくのが一番だと思っております。
ただ、時には登場人物でまとめて読んでもいただけるように
できるだけ配慮して書いているつもりです。
読者の方それぞれにファンのキャラクターがあるようですので
思い入れに従ってそれぞれを楽しんでいただけたらと思っています。

蝉時雨は・・・日比野治彦さんの物語と一緒に読んでいただくのも
「冷静と情熱の間」みたいで(怒られますね こんな風に引き合いに出したら)
楽しんでいただけるとおもいます。
日比野さんのお話はあまり官能小説ではないですけれどね♪

2006/02/24 02:23| URL | 祥子  [Edit]
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