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初雪 12

「いや・・・赦して・・おねがいです。シェフ・・だめ・・」 
縛り上げられた手で押し戻す様に抵抗するわたくしをシェフは無言で抱きしめると、先ほどまで彼のお料理を味わっていた唇を・・・奪いました。
「ん・・ぁふ・・ だ・・めぇ・・」 
がっしりとした腕に抱きしめられて・・・キスを・・文字通りのフレンチ・キスを繰り返すのです。
大柄なシェフの腕の中では、わたくしの抗いなどなんの妨害にもなりはしないのです
チッ・・チチチ・・・ 背中のファスナーがシェフの手で引き下ろされてしまいました。
これで黒のシルクのドレスをウエストに留めるすべはなくなってしまったのです。
「おねが・い・・くふん・・やめて・・んん・・ん・あぁ・・・ゆるして」 
唇から黒髪がほつれかかる胸元へ・・・シェフのキスが下りてゆくのです。
「このままだと祥子様のジュースでドレスを汚してしまいそうですね。さぁ、こちらへ」 ベルベットのチョーカーから下がったペンダントの真下まで唇を這わせたところで、顔を上げました。
「どうしました?急に」 
わたくしの居るテーブルを遠巻きに椅子を運び、それぞれにグラスを手に3人の男性は寛いでいました。。
このまま・・・この舞台でわたくしがシェフのものになると思っていたのでしょう
「いえ 祥子様の薫りが強くなられたので、随分溢れさせてらっしゃるのだと思いまして」 
まるで彼の料理のできばえを語る様に・・・説明をするのです。
「やぁぁ・・・」 
わかっておりました シェフの口づけでわたくしの身体がはしたなく反応していることは。そして今夜のランジェリーではもう・・・その潤いを押しとどめられないことも。
 
「さすがにシェフですね。素材の変化には敏感だ。たしかに薫りが増しているようですね」 
美貴さんがブランデーを手に薫りを深く吸い込むような仕草をするのです。
「見事なドレスですから、ストッキングのようなわけにはまいりませんでしょう。またこのドレスを着た祥子様にもお逢いしたいものですし」 
わたくしを抱くと、テーブルの端へと抱き寄せるのです。
「さぁ テーブルから降りましょう。祥子様」 
わたくしは縮め・引き寄せていた脚を・・・素足のまま・・レストランの絨毯の上に下ろしました。
「さ、私に掴まってください」 
このまま立ったら・・・わたくしは自ら晒さなくてはならなくなる姿に目眩がしそうでした。
「さぁ 祥子様」 
肩に回された腕で、ぐい・・と立ち上がらされてしまったのです。
「いや・・・」 
ぱっさぁ・・・腰にまとわりついていたドレスは・・胸元に彩られたビーズの重みであっという間に脚元に落ちていったのです。
わたくしはとっさにストッキングで括られた手で胸を隠し・・・シェフの方へ身を捩りました。
 
「可愛いですね。祥子様」 
シェフはその大きな身体で、男性達からこの姿を隠す様に・・抱きしめる様に受け止めてくださいます。
「おねがい・・・シェフの仰る通りにいたします。でも・・ここでは・・いや・・・おねがいです」
「僕たちのことは楽しませてくれないんですか?祥子さん」
「ひどいな。この前は美貴が独り占め、今夜はシェフだけに独り占めさせるのかい?」
「それとも四人に同時に愛されたいのですか? 祥子さん」
「ちがいます・・・こんな場所で・・いや。おねがいです、シェフ。助けてください」
シェフのシャツの胸で、わたくしは哀願の言葉を繰り返したのです。
「私の言うことを聞いてくださるんですね。祥子様」 
シェフはわたくしの顔をあおのけると、瞳を見据えていいました。
「はい、仰るとおりに」 
やっと助けていただける・・・わたくしは微かな声で応えたのです。
 
「これが私の望みです」 
シェフは手首を縛ったストッキングをわたくしの頭上に引き上げると・・・ガーターベルトとTバック・・それにベルベットのチョーカーだけを身に付けたわたくしの姿を、椅子に寛ぐ3人に晒したのです。
「いやぁぁぁ・・・」 
頭の上に回された手は胸を覆うどころか羞恥に慄くわたくしの表情を隠すこともできませんでした。
両脚を捩り合わせるようにぴったりと付け、長身のシェフの右手に鴨のようにつり下げられたわたくしの身体は・・・Gカップのバストを反らせるように・・・たわわな乳房を3人の目前に晒されてしまったのです。
 
吊るべきストッキングのないガーターベルトのストラップは、まるで腰の飾りのように男性達の指と唇で愛でられた太ももの前と横で揺れていたのです。
テーブルの上での陵辱に、わたくしのアップにした髪はしどけなく崩れていました。辛うじて、料理に添えられたピックのような高価なプラチナのかんざしのおかげでやわらかなフォルムを保っていたのです。
「ゆるして・・・おねがい・・・」 
生け贄のような・・・引き立てられた奴隷のような姿だったに違いありません。
「私の望みはこの夜景を見ながらあなたを犯すことなんですよ。この聖なる職場でね」
空いている大きな左手が、わたくしの乳房を鷲掴みにするのです。
「それも私一人きりで、この席をもっとも利用してくださるお客様の前でね」
美貴さんと眼を見交わし軽く頷き交わすのです。
「明日から私は、ここに来る度に祥子様のこの姿を思い出すのです。それがどんなに高貴なお客様の前でも、タブリエの下のこれをいつでもこんな風に猛らせながら接客するんです。祥子様のこの姿を思ってね。」 
わたくしのむき出しの腰に・・・スラックスごしの熱い塊が押しつけられたのです。
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コメント
NoTitle
こんばんは。
土日に出掛けていて、お伺いできませんでした。やっとお邪魔できました。
ストーリーの展開が、ゆっくりしていて、密度の濃いものになっていますね。一流のシェフの手で、じっくりと煮込んで、露がたっぷり浸み込み、さぞかし、祥子さんの味が素晴らしくなっているのでしょう。
さて、これから、どのように切り分けられるのか楽しみです。

ところで、心を許しているとはいえ、複数の男性に見られながら体を開いてゆかなければならない祥子さん、どのようなお気持ちなのでしょう。受ける側の正直な告白を、ぜひお聞かせ下さい。

2006/03/20 21:07| URL | masterblue  [Edit]
初コメントです。
祥子さん、おはようございます。
初雪 一気に読ませて頂きました。
こうした大人の遊びは、時間や空間を楽しんでこそ。
大変興味深く、楽しませて頂きました^^
これからも楽しみに読ませて頂きます。


2006/03/21 03:47| URL | マスター  [Edit]
もう・・・横浜まで
横浜の染井吉野は開花したようです。
皆様の土地の桜はいかがですか?

masterblue様
「初雪」は思った以上に長い物語になっております。
一話一話がそれなりのボリュームなのに・・・msnでは既に73話を数えております。「唐紅」の時もそうだったのですが、この方達との夜は長く・永くなってしまう傾向にあるようです。
この時は3人の紳士に恥をかかせてはいけないと・・・最初は思っていたのです。
でもそれ以上にシェフのお人柄、プロとしての料理人としての手腕に感じ入ったのは本当でした。わたくしの身体は彼の味に・・既に蕩けさせられていたんです。

マスター様
はじめまして、いらっしゃいませ。
楽しんでいただけたようでとてもうれしいです。
これからもよろしくお願い申し上げます。

2006/03/21 12:07| URL | 祥子  [Edit]
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