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深秋の御寺にて

紅葉の季節も終盤
竹やぶに囲まれた初めての御寺に呼び出された
美しい紅葉に囲まれているのに人気がない

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現れたあの方は
「今日は貸し切ったからな」と
赤い縄を出した
穏やかな深秋の景色が一瞬でかき乱される

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「ここで修行している若い僧は外に研修に出した」
縄でくくられ和服を乱された姿で
艶めいた声を押し殺す
わたくしを激しく責め立てながらあの方は言う
「居るのは住職と副住職くらいだ
 祥子の声を聞かせてやれ
 般若湯以上の若返りの薬になる」
鴨居から吊られた身体は片足の白足袋のつま先だけが
畳に未練を残すようにくねる

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「ああ祥子の身体はいい
 後で全て剥き上げてまたくくってやる」
「だめぇ 許して」
目の前の開け放った障子から
鮮やかに色づいた黄葉が見える
「逝くんだ このまま俺で
 見てるのは屋根の猿くらいだ
 さぁ これでどうだ」
「いやぁぁぁ」

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「ああ祥子はいい 逝くぞ」
「だめぇぇ」
「身体は正直だこんなにも締まる
 祥子が素直になれないなら
 この後 住職と副住職にも祥子を味あわせるか」
「あぁぁん だめぇ」
「反応したな 祥子
 一層しめつける
 この身体三人で嬲ってやろう」
「いってしまいますぅ ああん・・・いくぅぅぅ」

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したたかに放ったあの方は
膝を落としたわたくしを
力強い腕で支えて
ひくつく蜜壺を堪能しつづけた

初雪(下巻)お待たせしました

大変遅くなりましたが、なんとか下巻の配信がスタートしました。

お待たせして申し訳ありません。

舞台は雪に閉ざされた端正な山中の別荘。
季節の花を描いた友禅の着物、有名作家の器の数々、
贅沢なレースで作られたロングドレス。
差し出されるプレゼントの分だけ、
紳士逹と運転手の4人の男性の想いの深さだけ、
欲求と欲望は凌辱の域へと高まってゆく。

初雪の下巻には女性運転手を描いた外伝もプラスしました。

出版社様とお待ちいただいた皆様には心から感謝いたします。

どうか、年末・年始の狂宴。お楽しみくださいませ。

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忍ぶ恋

可憐な花びらを揺らす庭を山寺の上まで上る
あの女性が待っていると
メールが届いたから

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麗紅の花はあの女性の唇を
薄紅の花はあの女性の濡れそぼった花びらを
白い花びらはあの女性の豊かな乳房を
ぽってりとした厚みで
妄想させる

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道程の花々に囲まれた龍の彫刻にすら
嫉妬をしてしまいそうだ
目の前であの女性を嬲られているようで

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早く連れて帰って
縄で括って
私ひとりで味わいつくしたい

忍んでいなければならない想いなのに
私の身体はもう
あの女性に反応している

中秋の名月

今年の満月は雨が過ぎた後の雲間から
ようやく顔を出してくれました

空の色がグラデーションになる時間を
お月様とともに楽しめる
穏やかな夜も素敵ですが・・・

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中天に輝く姿を科学の眼で見ると
それでも美しく
どこかに輝夜姫の宮殿があるのではと思わされます

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蝉衣

残暑お見舞い申し上げます

一年の半分はあっという間に
過ぎてゆくものですね

毎日いろいろなものに追われて
過ごしております

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蝉衣というと
なんとなく薄く儚いものをイメージします

でもリアルはしっかりとした
存在感のあるものでした

なぜここにこんな風にあったのかは
わかりません

切なく残された想いのようですね